Seize the Day

学生真っ盛りです。学生の視点で面白いこと研究してます。

インドのおじさんから言われた言葉。幸せとは

はい、インドへ行った話5弾です。そろそろ終わろうかなと思います。

 

第4弾はこちら↓

 

インドのおじさんから言われた言葉。幸せとは

 

目次

 

 

 

1.インドの現地調査にて


今までまるで一人で行ったかのように書いていましたが、(確かに一人で出歩いた時のことも書いたけれど)インターン的な合宿に参加させてもらってました。

ちなみにこのブログを始めたのもインドがきっかけです(笑)

 


まぁそれはいいとして、このプログラムの中ではインドに関するグループワークやプレゼンが必須でした。

その材料集めとして


マーケットや道の真ん中で100人にアンケート、インタビューを繰り出したり モノを売る露店に交じって個人でセールスをしたりとスキームを立てながら納得のいくまで解決案を探す、情報収集・現地調査に駆り出されるわけです。

要は現地の人に拙い英語で結構話しかけて統計を取り、街を毎日のように歩いていました。

 

ある時は学生達、ある時はキッズ達、赤ちゃん連れのお母さん、駐在員、そしておじさん

 

何故か町でおじさんばっか見かける…そして皆同じ顔のおじさんに見える。外国から来る人が日本人を見るのと同じような感覚だろう。

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2.そしておじさんは言った

 

ある時、私の友人がマーケットで水売りに挑戦しているとき、

 

買おうと寄ってきたおじさんがこういったそう。

 

「いや、それは高いな、○○ルピーにしてくれ。アッラーが助けてくれるだろう。

このマーケット全ての店にアッラーのご加護はあると。

 

そしていいように値切られ安く買われてしまった.......。

その人はムスリムだったそうです。アッラーとは全知全能の神であり、おじさんが言いたかったのはつまり

安く売った分だけアッラーの神の後利益がある、その恩賞が後から返ってくる。ということです。

 

「いやー、インド人は嘘が上手いな」と友人は言ってましたが、同時に

インドがマーケティングに強いのはこの精神と関係があるのでは、という仮説も立てられます。

 

真偽はどうでしょう。

 

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またある日

 

たまたま私のチームは、インドの交通状況を調べていました。

 

 

事故に遭ったことある?とか、どうやって仕事場に行ってるの?とかね。

 

 

詳しくはこちら↓

gakkusei0415chang.hatenablog.com

チームの人とオートリキシャに乗り、運転手のおっちゃんにいつものように

「インドの交通は変わると思う?(圧倒的に事故が多いけど)」

 


って聞いたんです。拙い英語で。
そしたらおじさんはものすごいヒンドゥー訛りでこう言った。



Yeah
we have to change. You can not change.
(People who will make an epoch in India are )not you, but us.

ああ、絶対に変わるさ。
時代を切り拓いていくのはあんたらじゃない、俺たちだ

 

このひとの言葉を聞いた時、鳥肌が立ちました。

インドは今経済的にも人口も急成長しているけれど、それは偶然なのではなく人々の中に断固たる意志、「成長する、良くなる」というマインドが確立しているからなのでは。

 

インドの時代は他の国が干渉して引っ張って作り上げるものではないこと、インド人自身が作り上げるのだという意思があるから、インドが甚だしく発展する蓋然性は本物なのだと痛感しました。

 

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これからの日本は

絶対に良くなるよ!!と

あのおじさんやインタビューしてきた人たちのように誇らしげに言える人はいるでしょうか。

 

3.幸せとは、文化とは。

 

ひとしきり有名な会社の見学へ行き、活躍するインドのエリートの方々にお話を伺ったりした後最後の週、私は特別にインド人が働く日本料理店に一日見学させてもらいました。誰もお客来なかったけど。

 

見ていたら皆超楽しそうに仕事をしている!!

めっちゃ歌いながら、時に全身で店に流れるポップスにノりながらつまみ食いしたり、ジョークを言いあったりと。

ホテルのスタッフ達も露店の人もそうでした。しょっちゅう話しかけてきたり、時には

うるさいほど賑やかで。

 

インドは今まで書いてきた通り、おかしいくらい所得格差のある国でした。高級住宅街やデパートの隣に乞食がいたり、その近くの地区ではスラムかと思うくらい治安の悪い地域があったり。

今まで将来とにかく稼いで金持ちになれば幸せになれると信じ込んでいた私は当然、

 

「所得格差は絶対になくした方がいい,それを無くすために先進国がサポートするべきでは」「他国のいい所をインドも取り入れたらもっと○○がよくなるのでは」

 

と思っていました。確かに日々の生活だけで精一杯な人々は沢山いますが、

 

本当にそうでしょうか。

 

独自に世界を持ち、その生活を楽しんでいる所得階級ごとの人たちには彼らなりの幸せがあり、それを外から干渉するのは違うんだとふと思ったんです。

 

 

4.まとめ

 

現地の人と話して分かったのは

インドはインド人でしか変われないということ

開発する側、発展途上、未開発の側面を向上させていく日本含む「他国」の人々も、

おじさんの言うアッラーの考え方のような文化やインドの風土や雰囲気に自分たちの価値観を押し付けるのでなく協力できたらと切に願う。

 

日本を本当の意味で変えていけるのも日本人だけなんでしょう、きっと

 

 

 

読んでくれてありがとうございました!!